一般
Q:犬の主な病気にはどのようなものがありますか?
A:大別して、1)内部寄生虫症、2)外部寄生虫症、3)下痢症、4)皮膚病、5)ウイルス性疾患があります。
・内部寄生虫:回虫、鉤虫、条虫、鞭虫、フィラリア
・外部寄生虫:ノミ、ダニ、シラミ、毛包虫、カイセン、バベシア(西日本)
・皮膚病:湿疹、じんま疹、掻痒性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、皮膚糸状菌症、カイセン(ヒゼンダニ)
・ウイルス性疾患:犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルスⅡ型感染症、犬パラインフルエンザ、犬パルボウイルス、犬レプトスピラ感染症、犬コロナウイルス感染症、狂犬病など
その他、細菌性疾病、繁殖障害、代謝・消化性疾病、白内障、心不全、外傷など
Q:投薬を開始してよい時期は?
A:一般的に2回目のワクチンがすんでから、1週間後以降としてください(約3ヵ月齢)。 早くても2ヵ月齢以降とします。また、妊娠中は基本的に避けましょう。 獣医師の診断によって、生後まもなくから虫下しを投与するケースもあります。
Q:薬の安定性とは?
A:薬が製造されてから、効果(効きめ)がどれくらい継続するかと言うことです。
外箱などに、「使用期限」として表記されている年月まで、効果が保証されます。
例えば、「使用期限 2018.12」のように、箱・ラベル等に表示されます。
Q:現代製薬の製品の安定性は?
A:常識的な保存状態(室内保存、直射日光に曝されていない、高温・多湿ではない)であれば、ほとんどの製品は製造されてから3年間は十分にその有効性が保たれています。ビタミン剤や食品に該当する製品には 短いものもあります。ただし、開封したあとは雑菌などによる汚染・変質のおそれがあるので速やかに使用して ください。
Q:薬の安全性とは?
A:投与したとき、薬に起因した副作用(有害事象)が生じるか否かを安全性といいます。
Q:現代製薬の製品の安全性は?
A:全ての製品において、十分に高い安全性を有しています。何か副作用(有害事象)のようなものが認められた場合は、薬以外の何らかの要因による影響があると考えられます。
Q:犬の薬(医薬品・医薬部外品)を他の動物(ウサギ・ハムスターなど)に使ってもよいか?
A:農林水産省の承認・許可がないので使用できません。量を少なめに使えば、効果・安全性とも問題がないことが多いようですが、裏付ける試験成績が十分ではないので、お客様の判断で使用され、何らかの事故が生じた場合、弊社と致しましては、その責任は負いかねますので、ご了承ください。