犬の病気
狂犬病
症状
感染してから大体2~6週間の潜伏期間を経てから発症します。当初は食欲不振、異常な行動、不安に始まり、狂乱状態となり、異常にほえたり、徘徊し、攻撃的になる、よだれを流し狂暴となります。次いで、大量のよだれ、筋肉のマヒ、昏睡、衰弱などの症状があらわれ、最終的には死に至ります。 発症してから死に至るまでは約1週間です。
原因
狂犬病ウイルス(ラブドウイルス)の感染が原因です。ウイルスは、発症している犬の唾液中に含まれ、それがかみ傷等を等して他の動物の体内に侵入し感染します。
治療の方法
狂犬病は治療の対象になる病気ではないため、治療は行わず安楽死させます。狂犬病予防法により、年1回のワクチン接種が義務づけられています。
狂犬病は人間にも感染し、死に至らしめる恐ろしい病気です。必ず愛犬には毎年1回狂犬病ワクチンの予防接種を受けさせましょう。