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愛犬のケアについて

犬の健康管理

食事

人間と同じように、犬も健康管理と食生活は密接な関係です。
食事選びは愛犬の年齢、健康状況、そして自分の生活スタイルなどを考慮して選びましょう。
ここでは食事選びの際にチェックするポイントと、食べさせてはいけないものを確認しておきましょう。

ドッグフードの保存料・合成添加物は要確認!

ドッグフードを購入する前に、品質のよしあしを判断するために必ずパッケージラベルをチェックしましょう。 酸化防止剤、保存料、合成添加物等が入っているドッグフードはなるべく避けたほうがよいでしょう。

食べさせてはいけないもの

・ネギ類
→ネギ類の特有なにおいのもとになっている成分アリシンは、赤血球を壊し、貧血を引き起こす可能性があります。アリシンの作用は加熱処理をしても変わらないので、ハンバーグ、すき焼き、シチューなどにも注意が必要です。

・生卵(卵白)
→鶏卵は重要なタンパク源ですが、卵白だけを与える場合は注意が必要です。卵白に含まれるアビジンはビオチン(ビタミンB群の1つで、皮膚の機能を正常に保つ働きがある)と結合して、腸管から吸収できなくさせ、ビオチン欠乏を起こさせます。ただし、卵白を加熱してから与えるか、ビオチンを豊富に含む卵黄を一緒に与えれば問題はなくなります。

・牛乳
→牛乳は様々な栄養素を含んでいますが、完全食品ではありません。あえて与える必要はありません。また、ラクトース(乳糖のこと)を多く含みますので、体内で消化しきれない場合は、下痢の原因となります。特に子犬の場合は、注意する必要があります。

・チョコレート、ココア
→カカオマスに含まれる成分が、中枢神経を刺激する毒素となります。下痢、嘔吐、興奮、けいれん、呼吸困難などの中毒症状を起こす可能性があります。

・甘いもの
→甘いものを食べ過ぎると、心臓に負担をかけると言われています。また、糖尿病も最近では散見されるようになりました。

・鳥のカラ揚げ等の油の濃いもの
→油の濃い食べ物も吐き気、下痢の原因となります。

・鳥の骨、魚の大きい骨
→犬にとって鳥の骨は禁物です。鳥の骨は尖状(鋭く尖った形)に割れるので、口の中や喉を傷つけたり、また便秘の原因になったりします。大きい魚の骨も要注意です。鯛の骨などのように大きい骨は避けた方がよいでしょう。