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小鳥・小動物のケアについて

小鳥・小動物の健康管理

フェレット

フェレットはとても活発で好奇心の強い動物です。日本でペットとしてお馴染みになったのはまだ数十年と日は浅いですが、一般的にネコよりも人間になつきやすく、ヨーロッパでは18世紀からペットとして親しまれてきました。

食事

フェレットは、イタチ科に属する肉食性の哺乳小動物ですので、食事は高たんぱく、高脂肪、低繊維のものを与えてください。 栄養バランスを考えるとペットショップで販売されているフェレット用総合栄養食が最適です。
また、フェレットは水もよく飲むので新鮮なものをいつでも飲めるように、水入れに用意しておきましょう。

○食べられるもの:ペレット(フェレット用総合栄養食)、果物、ささみのゆでたもの

×食べられないもの:ネギ類、生肉、乳酸品、野菜、ドックフード、キャットフードなど

ケア

フェレットは体表に汗腺が全くないため、暑さに弱い動物です。28℃以上になると熱中症になる危険があるため、エアコンなどで室温を27℃以下に24時間、保つようにしてください。
また、冬季でも直射日光に長時間さらすのは厳禁です。ケージは直射日光があたらないところに置いてください。
また、フェレットは飼い主様と遊ぶことが大好きな動物です。毎日1時間はケージから出して一緒に遊びましょう。

健康管理

日頃からよく観察して、食欲・便の状態(色や固さ)・脱毛などの変化を把握して、異常があれば病気の可能性を疑ってください。病気の疑いがある場合は獣医師に相談してください。
日本ではフェレットを診療できる動物病院はまだ少ないので、飼い始める前に何件かの動物病院を探しておく必要があります。
フェレットには「犬ジステンパー症」「フィラリア症」などの感染症があり、ほぼ100%近くが死に至ります。予防接種で感染を未然に防ぐことができるのでフィラリア予防・ジステンパー予防接種を必ず受けるようにしましょう。