小鳥・小動物の健康管理
ハムスター
手の平に乗ってしまうほど小さくて可愛いハムスター。夜間活発によく動き、遊び好きの人気ものです。 ただし、ハムスターは2~5年と非常に寿命の短い動物です。充実した楽しい一生を過ごさせてあげてください。
食事
ハムスターには市販のペレット(ハムスター用総合栄養食)を主食として与えましょう。
夜行性なので、食事は1日1回夕方に与え、新鮮な飲み水も毎日、用意しましょう。
○食べられるもの:ペレット(ハムスター用総合栄養食)、野菜、果物、ひまわりの種など
×食べられないもの:長ネギ、玉ねぎ、にんにく、ニラ、など
ケア
ハムスターは夜行性で日中は寝ていることが多いため、日中の掃除や餌・水の交換などは避け、夜または早朝期にすばやく掃除や餌・水の交換を行いましょう。
また、週に2~3回はハムスターを別の容器に収容して、ケージ全体の掃除をしましょう。
トイレ掃除は、トイレ砂を全部交換しないで一部を残すかフンを少量残しておいてください。そうすることで自分の臭いが残り、その後も安心してトイレを使うことができます。
健康管理
ハムスターを診療してくれる動物病院はあまり多くありません。
そのため、治療よりも日頃から怪我や病気をしないよう注意することが大切です。
夏季の熱中症や冬季の低体温症には特に注意してください。ハムスターの適室温は20~28℃です。夏季や冬季でも、この温度を保つようにしてください。
また、ハムスターはストレスに弱い動物ですので、眠っている時はゆっくり眠らせてあげるようにしましょう。