猫の病気
猫カリシウイルス感染症
症状
クシャミ、鼻水、咳といった鼻炎の症状がみられ、一般に猫風邪と呼ばれています。悪化すると、口の中や舌に潰瘍性の口内炎ができます。軽症の場合は、3~4日で自然回復する場合もありますが、生後まもない場合は受診が必要です。
原因
ウイルス性の呼吸器感染症で、カリシウイルスに感染している猫との接触が主な原因となります。
治療の方法
カリシウイルスを退治できる特効薬はないので、症状に応じて点滴や栄養補給などを行い、抵抗力を高めます。また、他の猫への二次感染を防ぐため、抗生物質を投与します。
定期的なワクチン接種(子猫:年2回、成猫:年1回)で予防できます。